ハッシュタグ活用法

 

ハッシュタグ検索の時代

 「ググる」から「タグる」へ。近年そんなフレーズが囁かれるようになりました。ググるというのはGoogleで検索することで、タグるとはSNSでハッシュタグ検索をすることです。中でもInstagramでは、消費目的のための検索が日々行われています。初めは友達と繋がるための近況報告ツールだったInstagramも、いつしか欲しい情報や欲しいものと出会うための生活必需品として使われるようになったのです。

 SHIBUYA109 lab.が行った調査によれば、15〜24歳女性の82.9%が遊びに行く場所を検索する際にInstagramを使用すると回答しています。これは検索エンジンの57.8%を大きく上回る結果です。また、インスタグラムが公式に発表するデータによれば、日本のユーザーはハッシュタグ検索を世界平均の3倍利用していると言われています。

(出典:SHIBUYA109がaround20のハッシュタグの使い方を徹底調査!)

どんな時検索する?

 新しい何かと出会いたい時に検索します。例えば、京都旅行の予定がある時です。

 

 現地にどんな飲食店があるのか知りたい場合、おそらく初めに「#京都ランチ」と検索します。すると、京都にある飲食店の写真がたくさん並び、行った人の感想やお店の情報をチェックすることができます。そして、気になるお店を見つけたら、お店の投稿を友達にシェアしたり、後でまた確認するために保存したりします。この一連の流れは、どの業界でも同様です。洋服の着こなし、理想の部屋、やってみたいメイクや節約術、あらゆる生活場面において欲しい情報を探します。

なぜハッシュタグ検索をする?

 では、なぜ新しいものと出会いたいときハッシュタグで検索するのでしょうか。その理由は3つあります。

①直感的な体験・・・文字情報が多い検索エンジンとは違い、写真や動画といった視覚的な情報をもとに探索できるからです。写真や動画は文字で得る情報の何倍も密度が高く、短い時間でより多くの情報を得ることができます。人はよりリッチなコンテンツを求めるので当然の流れです。

②リアルタイム性・・・全ての投稿には、投稿された日付が表示されています。初めて行く場所について知りたい時、人は最新の状態を知りたくなります。ハッシュタグ検索の結果には、人気の投稿写真を並べてあるグリッドと最近の投稿写真を時系列に並べてあるグリッドが表示されます。気になるブランドの最新情報を得られるというのは大きなメリットです。

③信頼性・・・ハッシュタグで検索すると関連するコンテンツが多数表示されますが、どの投稿も発信者が明確でリアルな情報なので、文字情報よりも信憑性が高いです。また、公式の情報と口コミの両方を一度に確かめることができるのも信頼に繋がっています。

ハッシュタグの役割

 続いて、ハッシュタグの役割についてです。それは、フォロワー以外のターゲットに投稿を見てもらうことです。基本的にフィード投稿はアカウントをフォローしてくれているフォロワーにリーチします。しかし、それだけではアカウントは成長しません。なので、フォロワー以外のより多くのユーザーにも投稿を見てもらいアクションやフォローをしてもらう必要があります。フォロワー外のユーザーにリーチする手段は、①アルゴリズム上優位に立ち発見タブなどに載せる(詳しくは、最新版!Instagramアルゴリズム徹底解説) か、②ハッシュタグで検索したユーザーに見てもらうという2種類になります。①はInstagramの評価に基づき関連のあるユーザーにレコメンドされていきますが、②では投稿者側で露出させたい場所をコントロールすることが可能です。なので、この2つを掛け合わせることで運用効果最大化に繋がります。

効果的なハッシュタグの付け方

 ここまでで、ハッシュタグの重要性についてご理解いただけたかと思います。では、どのようなハッシュタグをつければ良いのでしょうか。今回はリーチ数を増やすためのハッシュタグ選定方法についてご説明します。

 ターゲット

 まず、ハッシュタグを通して、どんなユーザーにリーチしたいのかを考えましょう。この際、年齢や性別といったデモグラよりも、どんな興味を持っていている人でどんな目的でハッシュタグ検索する人なのか、具体的に考えることが重要です。例えば、銀座のレストランが、銀座でランチを探している人に投稿を見て欲しい場合は「#銀座ランチ」、地域関係なくグルメな人に見て欲しい場合は「#グルメな人と繋がりたい」と言ったタグを付けます。思いつく限り挙げてみると良いでしょう。思い付かない場合は、「#銀座ランチ」のハッシュタグでおすすめ欄に出ている投稿が他にどんなタグを付けているのか参考にしても良いかもしれません。

 ハッシュタグ構成

 ハッシュタグ候補を挙げたら次は選定です。その際のポイントとして、各ハッシュタグのボリュームを意識した構成にすることがあげられます。ボリュームとは、そのハッシュタグにどれくらいの投稿がされているのかということです。数百万件の投稿がされているハッシュタグはそれだけ多くの人に見てもらうチャンスがある一方で、次々と投稿が更新されるので流れてしまうのも早いです。反対にボリュームの小さいものであれば、最新の投稿に残り続けることができるほか、人気投稿欄に載せてもらえる可能性も上がります。

 こちらは、銀座のレストランの場合です。ハッシュタグを大きく3つに分けたのですが、それぞれ目的が異なります。まず、数百万件規模の大規模タグでは、投稿直後のいいね数を稼ぐ目的があります。たくさんの人が見るタグからリーチすることで潜在層と出会うこともできます。次に、中規模タグです。運用しているアカウントの影響力にもよりますが、ここら辺で顕在層にリーチしたり、人気投稿欄に露出させていきたいです。銀座でレストランを探している人に「#銀座ランチ」のタグ検索から投稿を見つけてもらうことができれば、顕在層への認知になり、角度高く売上に繋げることができるからです。最後に、小規模タグですが、こちらは、人気投稿に載せるにあたっての難易度が低いため確実にとっていきたいところです。商品カテゴリだけでなく、ブランド名や商品名などの固有名詞を混ぜた独自タグを作っても良いでしょう。単なるブランド認知だけでなく、独自タグをつけて口コミ投稿してくれる人を増やす効果や、ファンとの共通言語をつくる意味もあります。

 ハッシュタグ選定の注意点

 前述のような考え方でハッシュタグを選定しますが、Instagramでつけられるタグは、1投稿あたり最大30個までです。なので、ハッシュタグにどんな役割を担わせたいのかを1つ1つ考えて、構成を考えると良いでしょう。また、実際に投稿してみて、どのハッシュタグで人気欄に載せることができたのかという振り返りも重要です。中小規模のハッシュタグに関して、できるだけ大きなハッシュタグの人気欄に露出できるように、運用しながら改善していくと良いでしょう。

まとめ

 以上が、ハッシュタグの重要性と効果的な活用法についてでした。なぜ人がハッシュタグで検索するのか、どのような考え方でハッシュタグを選定したら良いのかお分かりいただけたかと思います。ぜひ、普段の運用の参考にしていただけたら幸いです。

 しかし、「そこまで細かい運用はできないよ!」という方もいらっしゃるかもしれません。そんな方は、ぜひココアンド株式会社に一度ご相談いただければと思います。私たちは、Instagramのアカウント運用代行やコンサルティングを行なっております。代表は20社以上のInstagramの成長に貢献してきてた実績や、日々細かな検証を行なっていることによる確かな知識があります。ぜひ、運用成果の最大化に向けたご支援ができればと思いますので、お気軽にご相談ください。

 

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