2023.8.31

媒体特性や流行を踏まえたコンテンツ提案でコスト対効果を実感/ Instagram運用 大手食品メーカー様事例

– 概要

取材にご協力いただいた方

会社名:フジッコ株式会社(通信販売事業部)

担当者様:井口 様

ご支援内容

・Instagram(コンセプト設計、投稿内容企画・作成、いいね等運用代行、分析、キャンペーンの企画実施)

[実施目的] 既存ユーザーとのコミュニケーション創出及び、新規ユーザーの獲得

サービス概要

【Beanusについて】

Beanus(ビーナス)は、フジッコ株式会社から生まれた新しいお豆生活を提案する食品ブランド。

1976年に「おまめさん」を発売して以来、長年食卓を支えて続け、約半世紀たった今、より健やかな食生活をお届けするためにBeanusを立ち上げました。Beanusの商品の第1弾は、ダイズライス。

植物性タンパク質をはじめとする栄養たっぷりの大豆を、まるでお米のように食べられる新発想の大豆食品です。

「Beanus」サービスページ:https://www.bean-us.jp/shop/default.aspx

Instagramアカウント: @beanus_official

– インタビュー

新規事業立ち上げ時に必要な効果が得られていない運用状態が課題

ココアンドにご依頼を頂く以前、どのような課題を抱えていらっしゃいましたか?

井口様/

以前は、「運用の効果実感」と「SNS運用コスト」の面で課題を抱えておりました。
新規事業立ち上げ時にSNS運用全般を代理店に委託をして、Instagramアカウントもスムーズに開設、運用も滞りなく進めていただいたのですが、コンテンツ制作本数、フィードやリールなど、内容に対するコスト感がやや割高でした。立ち上げから1年が経ったブランド拡大時期に際し、SNSで提供するコンテンツ量の拡大とコスト圧縮を同時に図りたい時期だったので、運用委託先を再検討したいと思っていました。

また、運用効果の部分でいうと、Instagramによるブランド認知とコアファンの醸成・コミュニケーションマーケティングの確立という、事業立ち上げ期の命題があるなかで、エンゲージメント率、特にいいねとフォロワー数増に苦心していました。ファンコミュニケーションについても、あまり積極施策を実施できておらず、フォロワー増に停滞感が出ており、改善をする必要性を感じていました。ただ、安直なキャンペーン要素でフォロワーを増やすことなくコアファン中心で運用できていた事は運用当初からの目的でもあり、今のアカウントのベースを作っていただいたと思っています。

弊社に依頼をすることになった決め手を教えてください。

井口様/ココアンドさんは、時流に合わせたコンテンツ提案力に長けていて、対応のスピード感も非常に魅力的でした。また投稿本数も以前と変わらないか、それ以上にもかかわらず、以前よりも低価格で実施頂けることは決め手の一つです。

また、Beanus(ダイズライス)は、ご購入後のお客様や、まだ購入されていない皆さまへ、作り方やレシピの提供が必要な商材でもあるため、実際にココアンド内で調理動画からコンテンツを作成いただけることは最大の決め手になりました。

SNSの特性を掴んだ多岐にわたるコンテンツ提案でエンゲージメント効果増大

実施してみて、社内からの声や成果はいかがでしたでしょうか?

井口様/正直なところ、初期ブランディングからイメージがガラリと変わってしまったため、ブランディングの観点で言うと戸惑いはまだありますし、その声も頂くことがあるのですが、Instagramユーザーや当ブランドのお客様視点で考えた場合、ブランドを知ってもらうことがまず第一です。

何かで「プチバズり」することも必要であるし、欲しい情報を欲しい形で提供することが大事だと考えており、実際エンゲージメントへの効果も確実に出ているため、担当的には「結果で徐々に返している」と思っています。

また、定例会では分析数値からの現状動向の共有をいただいた上で、Instagram上の流行を取り入れたコンテンツ提案が多岐にわたり、実際やってみてもリール動画のリーチ数にも繋がっていて、任せているうえで心強いです。

運用のやり取りも、開始時期がご時世柄直接お会いすることなくスタートし、不安要素も無きにしも非ずだったのですが、初動から各種ツールを使って滞りなくやり取りを行い、対応も早くやりやすいと感じております。イレギュラーのお願いにも気軽にお応えいただき、本当に助かっています。

「ダイズライス」のさらなる認知拡大とコアファンの獲得

今後の展望やココアンドに期待することを教えてください。

井口様/事業としては「ダイズライスのBeanus」として、主食の中心である「お米・パン・麺」に代わる新しい主食として、しっかり皆さまの生活の一部に定着させることが最大の目的であり目標です。そのためには、ココアンドさんと協業し、今後も着実にBeanusのコアファンを増やす活動をしつつ、SNSを含めた媒体での認知拡大で、何よりまずはダイズライスをもっと「知ってもらう」ことに注力していきたいと思います。
また、個人的に思っているのは、現状の効果を保ちつつ、次のステップとして、ブランドイメージと少しずつ調和していくものを目指していきたいです。

今後とも、ココアンドさんとともに「ダイズライスのBeanus」をもっともっと盛り上げていきたいと思っておりますので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

– ココアンドより

フジッコ(Beanus事業部)様は、ココアンドではInstagram運用を実施させていただいております。

フジッコといえばお豆。そのお豆のなかでもタンパク質が豊富なダイズを使用し、「新しい主食」といういままでにない商品を誕生させたブランドが「Beanus(ダイズライス)」です。

開発ストーリーや品質の良さが伝わるサービスページ、ダイズライスを日々の生活に取り入れてもらえるようにと運営しているユーザー参加型のコミュニティサイト、フィットネスクラブやサッカーチームとのコラボイベントなど、ユーザーとの接点を多く設けたプロモーションをされている印象です。

実際に試食をさせてもらった商品は、お米に近い食感と甘さを感じ、冷凍の商品は種類が多く、食べやすいような味付けで工夫されています。普段の食生活で糖質制限をされている方はもちろん、筋トレをされている方やダイエットをされている方がごはんものの食事を「罪悪感なく」食べられる日常にできるよう、Instagramでの運用に取り組ませていただいております。

Instagram運用のポイント

①商品の理解度をUPさせる投稿の作成

いままでの投稿とテーマは大きく変更せず、見せ方を変えた投稿を検討していきました。

まず、表紙はこれまでの投稿よりも文字情報を加えることで、おすすめや発見タブ、ハッシュタグタブにて見られた際の閲覧のフックになるようデザインをさせていただきました。

また、ハッシュタグの選定も「低糖質」や「高タンパク質」をキーワードにした料理にまつわるものを追加することで、ハッシュタグ流入を倍増させることができました。

▼フィード投稿「サムギョプサル」:https://www.instagram.com/p/Cl3GdBpJuEj/

また、アレンジレシピでは、より手順がわかりやすくなるように、中身の構成をいままでの投稿よりもリッチにすることで、いいねや保存がつきやすくなる投稿を目指しました。

静止画だけでなく、フジッコ様からご提供いただいた動画素材を活用し、アレンジレシピ動画として投稿内に組み込んだ投稿もあります。動画ありのフィード投稿は、通常よりも約1.5倍のいいね数を獲得することができました。

▼フィード投稿「スープジャーでつくるトマトリゾット」:https://www.instagram.com/p/CppFpbUvz-Y/

②新規への認知拡大のための運用施策の検討

リールでは、ダイズライスの調理方法をメインに構成しています。目的を「新規向け」と「既存向け」で分け、「新規向け」ではテンポ感がよく、最後まで見てしまう構成を心がけています。

また、新規獲得のためのプレゼントキャンペーンも過去2回実施し、ターゲット層よりも広い層への商品認知度を高めることができました。

▼キャンペーン第1弾:https://www.instagram.com/p/CnBxVUDJu-T/

 

③ファンとのコミュニケーションの創出

コアファンとのコミュニケーションを促進するため、ストーリーズでのシェアやフィードでのリポストを実施しています。

ストーリーズでは、アンケートスタンプやクイズを用いることで、フォロワーとのコミュニケーションをとっています。また、タグ付け投稿やハッシュタグ投稿などへのリアクションはもちろん、その投稿をリデザインしてリポストをさせていただいております。その結果さらなるUGCの創出を促進させ、商品の認知拡大に繋げられています。

▼リポスト「みんなのダイズライスアレンジ」:https://www.instagram.com/p/Cp2Av9vpVuZ/

まとめ

フジッコ株式会社様のように、社内のリソース不足やSNSの目標設定、コンセプト設計などの課題を持たれている企業担当者様は是非一度、ココアンドのInstagram運用チームにご相談ください。

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