2023.8.16
インスタグラムの集客を成功させる秘訣!7つのコツや方法を紹介!
「インスタグラムで集客する秘訣を知りたい!」
「インスタグラムで集客に成功した事例はある?」
インスタグラムは、2010年に登場して以来、爆発的な人気を誇っているSNSのひとつです。日本国内における月間アクティブユーザーは3,300万人(※2019年3月時点)と、個人も法人も欠かせないツールになっています。
この記事では、企業がインスタグラムを活用して集客する方法やコツについて解説します。弊社の集客事例もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
インスタグラムで集客をするメリット5つ
まず、インスタグラムで集客する5つのメリットをご紹介します。
- 画像や動画で視覚効果の強い訴求ができる
- 購買意欲が高い傾向にある
- ハッシュタグ検索による情報収集ツールとしても利用される
- インスタグラム内で消費行動のほぼ全てをカバーできる
- アルゴリズムの理解で再現性の高いバズを狙える
画像や動画で視覚効果の強い訴求ができる
インスタグラムにコンテンツを投稿するには、画像や動画が欠かせません。
画像や動画でユーザーが求める情報やアカウントの世界観を的確にコンテンツ化することで、インパクトの強い訴求ができます。
購買意欲が高い傾向にある
インスタグラムは、他のSNSと比較しても購買意欲が高い傾向にあります。
生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行うネオマーケティングの調査結果によると、インスタグラムでの購入頻度が1番多い結果となりました。
出典:ネオマーケティング
このようにインスタグラムを通じて商品を購入される機会が多く、販売チャネルとしても有効と言えます。
ハッシュタグ検索による情報収集ツールとしても利用される
インスタグラムは、情報収集ツールとしても利用されます。
GoogleやYahoo!といった検索エンジンでは、ある程度固定化された回答しか得られません。ですが、領域の専門家やプロなど、さまざまなユーザーが発信するSNSでは、多様な情報を得られます。
特に、飲食店や美容サロンはフィード投稿で、検索エンジンでは収集が難しい、より詳細な情報を獲得するツールとしても活用されます。
インスタグラム内で消費行動のほぼ全てをカバーできる
インスタグラムでは、1つのSNSで発見から購入に至るまでの消費行動をほぼ全てカバーできます。
では、コンテンツマーケティングのフレームワークでもあるDECAXを例に見ていきましょう。
Discovery(発見) | インスタグラム上で役立つコンテンツを発見する |
---|---|
Engage(関係) | 発信者の企業アカウントとの関係性を深める |
Check(確認) | コンテンツの信憑性とともに発信元企業や商品を確認する |
Action(行動) | 商品を購入する |
Experience(体験と共有) | 購入で得られた体験をインスタグラムで共有する |
このように発見から共有といった一連の流れを、全てインスタグラムで行えます。共有後は、フォロワー以外のユーザーにもアプローチが期待できるでしょう。
アルゴリズムの理解で再現性の高いバズを狙える
インスタグラムは、アルゴリズムの理解で投稿が発見タブのおすすめ欄に表示され、インプレッションやフォローなどのアクションが期待できます。
企業の商品やサービスをもとに、コンセプト軸を持って発信を続けるため、再現性高くアカウントを成長させられます。
インスタグラムにおける集客の始め方8ステップ
それでは、早速インスタグラムの集客を行うための始め方を8ステップでご紹介します。
- ベンチマークするアカウントを決定する
- ビジネスアカウントに設定する
- アカウントのコンセプト設計や目標設定をする
- インスタグラムのアルゴリズムを理解する
- ニーズのある投稿を作成する
- 投稿を分析する
- 分析をもとに仮説立てて検証する
- 検証内容をもとに改善する
ステップ1.ベンチマークするアカウントを決定する
まずは、運用ジャンルが類似して、すでに集客に成功しているアカウントをベンチマークとして設定しましょう。
主な探し方として、運用ジャンルで想定されるタグ検索で上位にヒットするアカウントを中心にチェックしてみてください。
「運用にどのような工夫がされているのか」「どの部分で差別化できそうか」など、事例をもとに分析を行いましょう。
ステップ2.ビジネスアカウントに設定する
個人アカウントで運用されている方は、ビジネスアカウントに切り替えてください。ビジネスアカウントに切り替えるのは無料でできるうえ、以下3つのメリットがあります。
- 細やかなインサイトを分析できる
- プロフィールのトップページに店舗やサロンの情報を掲載できる
- 広告を出稿できる(有料)
インスタグラムを本格的に運用するなら、ビジネスアカウントを活用しましょう。
ステップ3.アカウントのコンセプト設計や目標設定をする
運用するアカウントの目的やコンセプトを設計して、細やかな数字の目標を設定してください。
例えば、アカウントの運用の目的は「リーチ数を増やすこと」「フォロワー数を増やす」など、運用するための目的を設定します。
そして、設定した目標に対して「問い合わせ件数を月に◯件」「△日までにフォロワー数◯人を達成」など、具体的な数字を決めてください。
ステップ4.インスタグラムのアルゴリズムを理解する
コンセプトや目標設定ができたら、インスタグラムのアルゴリズムを理解しましょう。
インスタグラムでは、ただ闇雲に投稿しても伸びません。いいね!や保存数などユーザーのアクションを意識した投稿が求められます。
また、どのようにしておすすめ欄に表示されるのかもアルゴリズムを理解しておく必要があるため、しっかりと把握しておきましょう。
ステップ5.ニーズのある投稿を作成する
それでは、実際に投稿を作成していきます。発信内容は、必ずユーザーからニーズのある投稿を作成しましょう。
例えば、食品系のアカウントなら、商品のスペックや中身の写真よりも実際に使用して作る絶品料理の作り方がコンテンツとして有益です。閲覧したユーザーも「美味しそう」「自分でも作ってみたい」と感じてもらい、投稿の保存や商品の購入につながるでしょう。
ステップ6.投稿を分析する
投稿を行ったら、しっかりと分析しましょう。
- ユーザーからの反応率はどれくらいか
- フォロワーの伸び率はどれくらいか
- どのようなユーザー層がいるのか
インスタグラムのインサイトを使いながらデータを分析し、最初に定めたコンセプトや目標数値からズレがないかを確認してください。
分析結果を踏まえて、軌道修正が必要であれば、調整しましょう。
ステップ7.分析をもとに仮説立てて検証する
分析を行ったら、伸ばしていくために必要な要素を仮説立てて検証します。
例えば、保存数が少ないなら「有益なコンテンツだとわかってもらうために、サムネイルにテキストを入れよう」といった仮説を立てて実際に投稿して確認します。
ステップ8.検証内容をもとに改善する
検証結果が出たら、実際のデータを収集・分析して、改善ポイントを見つけましょう。
もし変化がなければ、違う仮説を立てる必要がありますし、もし当たった場合はさらに伸ばすために仮説を立てます。
このように、インスタグラムの運用で集客を行っていくためには、PDCAのサイクルを意識しましょう。
インスタグラムの集客で成果を掴む7つのコツ
インスタグラムの集客で成果を掴む7つのコツをご紹介します。
- アカウントのプロフィールを充実させる
- 投稿の表紙とキャッチコピーにこだわる
- フィード投稿はいいねと保存数を意識する
- 関連性の高いハッシュタグを貼付する
- ターゲットユーザーの行動心理を理解する
- ユーザーとのコミュニケーションを積極的に取る
- 他のSNSチャネルと連携させる
アカウントのプロフィールを充実させる
まずは、インスタグラムのアカウントの顔となるプロフィールを充実させましょう。
- アイコン
- アカウント名
- 自己紹介文
- Webサイト
- ハイライト(ストーリーズのアーカイブ)
特に店舗なら、店舗情報の記載も必要です。
ハイライトの作成は、アカウント開設時の段階だと難しいかもしれません。実店舗なら駅からのアクセス手順やお客様の声をまとめるなどのコンテンツが有効です。
運用していく中で、少しずつ充実度を高めましょう。
投稿の表紙とキャッチコピーにこだわる
フィード投稿の表紙(1枚目)は、視覚的に訴求できるようにこだわりましょう。
どのような内容のコンテンツなのかを、コンセプトを統一させつつ盛り込めれば、ユーザーは「気になる」「見てみたい」と興味を惹きつけられます。
フィード投稿はいいね数と保存数を意識する
フィード投稿をインサイト機能で分析するときは、まずいいね数と保存数を指標にしてください。
いいね数と保存数は、ユーザーが投稿を見て起こしたアクションの指数になります。特に保存数が多ければ、インスタグラムのアルゴリズムから有益コンテンツと評価されるため、おすすめ欄に掲載されやすくなります。
最適なハッシュタグを選定する
関連性の高いハッシュタグは、積極的に活用してください。
ハッシュタグの選定基準は下記です。
- 投稿内容と関係のあるか
- 投稿件数は適切か
- 検索サジェストはされているか
ハッシュタグで検索した方のニーズと投稿内容が一致していると、投稿への反応を得やすくなります。投稿の反応率が高いことが、ハッシュタグ検索における上位獲得の基準でもあるので欠かせません。
また、ハッシュタグによって投稿件数が異なります。投稿件数が少ないタグほど上位を取りやすく、多いタグほど難易度が上がるので、検索結果を見て自社の投稿は上位を取れるか考える必要があります。
最後の検索サジェストについて、検索バーでキーワードを入力すると、おすすめのハッシュタグがレコメンドされます。多くの人が検索しているタグほど上位に来る仕組みになっているので、上から選定することで、検索ボリュームの大きいタグ構成にすることが可能です。
なお、ハッシュタグの付け方はこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ターゲットユーザーの行動心理を理解する
ターゲット層としているユーザーの行動心理を分析します。
ターゲットのユーザーが普段どのようにインスタグラムを活用しているのか、また活用する目的は何かを理解することで、ユーザーが欲しい情報を得られるアカウントへと成長を加速させます。
ユーザーとのコミュニケーションを積極的に取る
ユーザーとのコミュニケーションは積極的に取りましょう。
例えば、投稿にコメントを促すキャプションを入れたり、ストーリーズでアンケート機能を活用したり、双方向のコミュニケーションをとる意識で働きかけましょう。
インスタグラムでは、人とのつながりを大切にする理念を掲げています。
そのため、フィード投稿ではコメント数、ストーリーズ投稿ではアンケートの回答数もアルゴリズム評価の対象です。コメントの活発な投稿はハッシュタグ上位を獲得しやすく、反応の多いストーリーズはフォロワーのタイムラインの先頭に表示されやすくなります。
他のチャネルと連携させる
インスタグラムだけでなく、他のチャネルと連携させましょう。
マーケティングは導線が重要です。WEBサイトとの連携や他のSNSとも連携することで、ユーザーを導きたい方向に導くことができます。
例えば、Instagram投稿用に制作した動画をWebサイトに埋め込むことで、ユーザーの理解が深まり購入率が上がることもあります。タップして実際の投稿に遷移できるようにすれば、サイトからInstagramアカウントへの導線もでき、フォロワーを獲得しやすくなります。
お客様がどんな行動経路で商品サービスを認知し、購入に至るのかを考え、導線を最適化します。
インスタグラムの集客成功事例3選
それでは、弊社におけるインスタグラムの集客成功事例を3選ご紹介します。
- 三ツ星ファーム|宅配弁当・冷凍弁当サービス
- COZY(コーズィ)|規格住宅/新築/札幌
- 飲食ジャンルアカウント
三ツ星ファーム|宅配弁当・冷凍弁当サービス
三ツ星ファームは、運用開始からリーチ数が90倍アップを実現した事例です。潜在顧客にアプローチする施策で、実際にSNS経由での商品購入にも至っています。
中でも、投稿には工夫を施しました。表紙のデザインでは、世界観を統一させつつ、「思わず見たくなる」「スワイプしたくなる」を意識した投稿にしています。
結果、ハッシュタグからの流入は約7.8倍、いいね数は約1.3倍、プロフィールのアクティビティは約3.2倍に増加しました。
COZY(コーズィ)|規格住宅/新築/札幌
続いて紹介するCOZY(コーズィ)は、約6,000棟の新築一戸建て・中古住宅リフォームを手掛ける住宅メーカーです。
主な集客事例として、1つの投稿で3.3万件以上のリーチ(2023年1月5日の投稿)を獲得しました。
当時フォロワー数が約7,000人だったにも関わらず、ハッシュタグからの流入数は3万件。顕在層へ向けた施策が成果につながりました。
また、2023年6月時点のフォロワー数は1万人を突破。約10ヶ月間で4,200人から2倍以上にアップしました。
飲食ジャンルアカウント
飲食店紹介メディアでは、リール投稿でフォロワー数の330倍である91万リーチを獲得しました。
まず、反応率を意識して発信テーマを東京都内に絞り発信をしています。
また、ユーザーとのコミュニケーションを意識しつつ「役に立つ情報をくれるアカウントだ」「最新情報を追っていきたい」と思ってもらえる関係値作りを意識しました。
その他、レコメンドされやすい音源選びにもこだわり、ターゲット層に感触の良い発信ができています。
まとめ:インスタグラムの集客はアルゴリズムとポイントをおさえて実践しよう
インスタグラムで集客を成功させるには、アルゴリズムの仕組みと集客のポイントをおさえておく必要があります。
「中々集客ができない……」「いろいろと取り組んでいるけど思うようにフォロワーが伸びない……」という方は、プロに依頼することもおすすめです。
ココアンド株式会社では、豊富な実績や経験をもとにした勝てる運用で、集客につながる支援をしております。インスタグラムで集客をしたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。