2025.7.10
X企業アカウントが伸びない理由とは?停滞から抜け出す投稿設計の基本

「X(旧Twitter)を頑張って更新しているのに、フォロワー数が増えない」「いいねもリポストもほとんど伸びない」——そんなお悩みを抱えていませんか?
企業アカウントのSNS運用は、ただ投稿を続ければ結果が出るわけではありません。
むしろ、正しい投稿設計や“共感”を生むコミュニケーションができていないと、せっかくの情報発信も誰にも届かないまま埋もれてしまいます。
この記事では、企業アカウントがXでフォロワーが伸び悩む代表的な理由を解説しつつ、今日から改善できる「投稿設計の考え方」をお伝えします。
読んだあとには、自社アカウントの“伸びない沼”から一歩抜け出すヒントが見つかるはずです。
ぜひ最後までチェックしてください!
目次
1. X企業アカウントが伸びないのはなぜ?よくある3つの理由

「がんばって毎日投稿しているのに、なぜ伸びないのか?」
実は、多くの企業アカウントが同じ落とし穴にはまっています。
ここでは特に多い3つの原因を紹介します。
1-1. 【理由1】一方的な宣伝ばかりになっている
企業アカウントでよく見かけるのが、商品の紹介やキャンペーン告知だけの投稿です。
もちろん告知は大事ですが、ユーザーは広告だけを見たいわけではありません。
共感や面白さ、学びがないとスルーされてしまい、フォローする理由がなくなります。
1-2. 【理由2】誰に届けたいかが不明確
「とりあえずたくさんの人に知ってほしい」と思っていませんか?
ターゲットが曖昧だと、言葉選びも投稿内容もぼんやりしてしまい、結果として誰の心にも響きません。
ペルソナを絞り、相手が“欲しい情報”を意識することが大切です。
1-3. 【理由3】投稿の“型”がない
企業アカウントは特に投稿の「型(設計図)」がないと、内容がバラバラになりがちです。
投稿頻度だけでなく、どんなテーマで、どんな流れで、どんな反応を狙うのか?
これを決めずに更新していると、フォロワーの期待に応えられず、関心が薄れていきます。
では、フォロワーが増えている企業はどんな投稿をしているのでしょうか?
次の章で詳しく解説します!
2. フォロワーが伸びる企業投稿の共通点とは?

フォロワーがしっかり増えている企業アカウントには、いくつかの“共通点”があります。
ただ商品を紹介するだけでなく、ユーザーが「いいねしたくなる」「リポストしたくなる」要素を組み込んでいるのです。
2-1. 【共通点1】ユーザー目線の「共感ネタ」を入れている
伸びている企業は、自社のPRだけではなく、ユーザーが「わかる!」「おもしろい!」と感じる話題を織り交ぜています。
日常の小ネタ、業界あるある、スタッフの裏話など…人が見て楽しめる要素があることで、投稿に共感が集まりやすくなります。
2-2. 【共通点2】会話が生まれる仕掛けがある
伸びている企業アカウントには、コメント欄が活発です。
投稿に問いかけを入れたり、アンケートをしたり、思わずツッコミたくなる“余白”を用意することで、フォロワーとの交流が自然に増えていきます。
2-3. 【共通点3】投稿に一貫性がある
どんな切り口の投稿でも、ブランドイメージがぶれません。
発信のトーン、画像の雰囲気、言葉遣いなどをそろえ、ユーザーが「このアカウントらしい」と思える世界観を保っています。
これが“信頼”につながり、リピーターを増やす土台になります。
「共感・会話・一貫性」——
この3つがあるだけでも、企業アカウントは大きく変わります。
次の章では、これを踏まえて、今日から実践できる投稿設計のポイントをお伝えします!
3. 今日から見直せる!成果を生む投稿設計のポイント

「うちのアカウントは何から変えればいい?」
そんな企業担当者さんのために、今日から見直せる投稿設計のポイントを具体的に紹介します。
3-1. 【ポイント1】投稿の目的を決める
1つの投稿に、あれもこれも詰め込んでいませんか?
「何を伝えたいのか」「どんな行動をしてほしいのか」を明確にするだけで、文章の軸がぶれなくなります。
例えば——
商品を知ってもらう → 商品の魅力をわかりやすく伝える
認知を広げる → 共有したくなる切り口にする
コメントを増やす → 質問や選択肢を入れる
3-2. 【ポイント2】ターゲットに寄り添う言葉選び
投稿は“誰に向けて話しているか”で反応が大きく変わります。
例えば、若年層向けならカジュアルな口語を多めに、ビジネス層向けなら誠実でわかりやすい表現に。
誰に届いてほしいのかを常に意識して、言葉を選びましょう。
3-3. 【ポイント3】型を決める
企業アカウントにこそ必要なのが“型”です。
「フック → 内容 → 行動を促す」で基本の型を決めておくと、投稿の質が安定します。
例:
1. フック(目を引く一言)
2. 内容(共感ネタ+伝えたい情報)
3. 行動(質問・リンク・コメントを促す)
これだけでも「何をどう書けばいいか」が迷わなくなります。
3-4. 【ポイント4】データで振り返る
投稿は出して終わりではありません。
いいね数、インプレッション、リンククリックなど、反応を毎月チェックしましょう。
どの投稿が伸びて、どれが伸びないかを比べることで、次の投稿に活かせます。
正しい設計をするだけで、アカウントは驚くほど反応が変わります。
次の章では、実際にこの考え方で成果を出している企業事例を紹介します!
4. 実際に伸ばしている企業事例で学ぶ投稿設計
「本当に効果があるの?」
そんな疑問に答えるために、実際にXを活用してフォロワーを伸ばしている企業の事例を紹介します。
4-1. 【事例1】中の人の“人柄”を前面に出す「タニタ(@TANITAofficial)」

とある食品メーカーは、商品紹介だけでなく、担当者の日常や社内の小話を頻繁に投稿しています。
担当者のキャラクターがにじみ出ることで「企業だけど人っぽい」と親近感が生まれ、コメント欄も盛り上がる投稿が多いのが特徴です。
👉 ポイント:社員や中の人の声を活かすと、宣伝臭が薄まり、自然とファンが増える!
4-2. 【事例2】“あるあるネタ”で共感を集める「ローソン(@akiko_lawson)」

全国展開の小売チェーンでは、ユーザーの日常にある“買い物あるある”を投稿に織り交ぜています。
商品情報だけでなく「レジ袋を忘れて2回買っちゃう」「割引シールを探してしまう」など、共感を呼ぶ内容がリポストで広がり、新規フォロワー獲得につながっています。
👉 ポイント:誰もが「わかる!」と思う話題は、自然に拡散されやすい。
4-3. 【事例3】ユーザー参加型キャンペーンで“会話”を生む「シャープ株式会社(@SHARP_JP)」

ある日用品メーカーでは、ユーザー参加型の投稿を多く実施しています。
例えば「あなたの推しグッズを教えて!」のような問いかけをして、投稿を引用リポストしてもらう仕組みをつくっています。
ユーザーが自分ごととして投稿に参加できることで、投稿のリーチが一気に拡大します。
👉 ポイント:投稿を一方通行にせず、ユーザーの声を取り入れると拡散力が高まる。
これらの企業に共通しているのは、ただの告知ではなく、ユーザーの共感と会話を生む設計がされていることです。
この考え方を自社のアカウントに取り入れるだけでも、フォロワーの反応は確実に変わっていきます。
最後に、この記事のポイントをまとめつつ、SNS運用をもっと効果的にする方法をお伝えします!
5. まとめ|伸びない理由を知れば成果が変わる!
企業アカウントのフォロワーが伸びないのは、投稿を続けるだけでは不十分だからです。
大切なのは、「誰に何を届けて、どう反応してもらうか」を考え抜いた投稿設計にあります。
今回お伝えした
✅ 宣伝だけに偏らない
✅ ユーザー目線で共感を生む
✅ 会話のきっかけをつくる
✅ 投稿に一貫性を持たせる
✅ データで振り返る
このポイントを意識するだけでも、アカウントの反応は大きく変わっていきます。
「でも実際に社内だけでやるのは大変そう…」
「投稿のネタや型を作る時間がない…」
そんなお悩みがあれば、SNS運用のプロに頼るのも一つの方法です。
私たちは、ただ投稿を代行するだけでなく、
御社の強みを引き出し、共感を生む設計を一緒に考え、成果につなげるSNS運用をサポートしています。
📣 「Xの運用をもっと成果に結びつけたい」
そう思った方は、ぜひお気軽にご相談ください!
一緒に“伸びない”から“伸びる”アカウントに変えていきましょう。