日本国内の月間アクティブユーザー数が3,300万人(※1)を越えるInstagram。企業のマーケティングツールとしての活用も増え続けています。今回は企業がInstagramを活用する意義について５つご説明します。

※1：Facebook社より

１、認知拡大

　顕在層にも潜在層にも同時にアプローチすることができるのがInstagramの特徴です。

　フィード面に投稿をすると、アカウントをフォローしてくれているユーザーのみならず、該当するハッシュタグで検索したユーザーにも表示されるので、今までアプローチできなかった層にも知ってもらうことができます。「ググる時代（Googleで検索）」から「タグる時代（ハッシュタグで検索）」になったと言われているように、近年は多くのユーザーがハッシュタグで検索するようになりました。渋谷でカフェを探すとなると、「＃渋谷カフェ」で検索する方も多いのではないでしょうか。そのため、ハッシュタグを最適化させることで、より多くの認知を獲得したり、届けたいターゲットに届けることができます。

　さらに認知を拡大させたい場合には、コンテンツの質を上げてアルゴリズム上優位に立つことでおすすめ欄に露出させたり、ユーザーによる拡散促進施策やインフルエンサー施策を実行することが有効です。Instagramは戦略を持って活用することで、企業のマーケティング活動を大きく前進させることができます。

２、売上拡大

ユーザーの態度変容を起こすことができる

　Instagramは購買転換率が高いSNSのため、実際の売上に直結させることが可能です。訴求力の高い投稿をすることでユーザーの購入意欲を掻き立てて、売上拡大に寄与することができます。

３、未来の顧客獲得

未来の顧客との関係を構築することができる

　Instagramではフォロワーという形で未来の顧客を蓄積していくことができます。アカウントをフォローしてくれるということは、「今後の投稿も見たい」「興味がある」ということです。そのような自社のファンに対してさらなる有益な情報を届けたり、コミュニケーションを取ったりすることで、関係はより強固になります。

　また、フォロワーを増やせば増やすほど、その関係をより強くすればするほど、ブランドの未来は明るくなります。そのブランドを好きでいてくれるたくさんのファンに、いつでも直接情報を届けることができるという状態はビジネスを成功に導くことでしょう。

４、顧客やファンによる拡散

顧客やファンに拡散してもらうことができる

　自社アカウントからの発信だけでなく、顧客やファンに拡散してもらうことができます。タグ付け機能やハッシュタグがその代表例です。Instagramには口コミを発信する文化があるため、実際に購入した人がその写真と共にブランドを拡散してくれることがあります。これは企業にとって認知拡大のチャンスです。拡散を促したい場合は、独自のハッシュタグをつくってファンとの共通言語を作ったり、タグ付け投稿してくれた方にお礼のコメントやリポストをすることでコミュニティ化を図ると良いでしょう。また、実店舗のビジネスの場合には、アカウント名とともに独自のハッシュタグを記載したポップを店内に設置するのがおすすめです。

５、顧客ニーズの拾い上げ

顧客ニーズを把握し未来に活かすことができる

　インサイトの分析や口コミの確認、アンケートの実施によって顧客ニーズを把握することができます。投稿インサイトからは「どのようなコンテンツの評判が良いのか」、オーディエンスインサイトからは「どのような属性のファンが多いのか」、口コミからは「商品サービスのどの部分を人に自慢したくなるのか」「何が良くて何が悪かったのか」などを把握することができます。また、さらに細かい調査を実施したい場合には、ストーリーズのアンケート機能を活用するのがおすすめです。

まとめ

１、認知拡大

２、売上拡大

３、未来の顧客獲得

４、顧客やファンによる拡散

５、顧客ニーズの拾い上げ

　以上、５つがInstagramを活用する意義でした。認知から売上の拡大、さらには関係構築やニースの拾い上げまでできてしまうInstagramを活用しない手はありません。ぜひ、Instagramを通してマーケティングを成功させましょう！

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